英文契約書の基礎知識

英文契約書の基礎知識
英文契約書の基礎知識① ―英文契約書が長文になる理由―

英文契約(国際契約)に対応した経験のある方、あるいは現在対応を行っている方の多くは、「英文契約書は長い」と感じることが多い思います。なぜ長文になるのかについては、以下のような理由が存在します。 1.契約書の作成は取引ごと […]

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英文契約書の基礎知識② ―契約成立には「約因」が必用―

英文契約は英米法に基づく契約の概念を背景にしています。英米法で契約を有効に成立させるためには、「約因」が必要です。実務上はあまり気にする必要はありませんが、知識として知っておくとよいでしょう。 1.約因とは 英米法(コモ […]

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英文契約書の基礎知識③ ―英文契約の見えない保証に注意―

英文契約は英米法に基づく契約の概念を背景にしています。英米法では契約書に記載しなくても一定の保証をしたことになっていることをご存じでしょうか。英米法には「明示の保証」と「黙示の保証」の二つの保証があるのです。 1.明示の […]

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英文契約書の基礎知識④ ―準拠法と紛争解決条項―

英文(国際)契約ては重要な取り決めです。日本の当事者間で結ぶ国内契約の場合、特に取り決めがない限り日本の法律が準拠法となり、争いが生じれば日本の裁判所に判断を仰ぐことになります。しかし、異なる国の当事者間で結ぶ国際契約の […]

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英文契約書の基礎知識⑤ ―一般条項で知っておきたい知識3選―

一般条項において、英米法に特徴的な条項をご紹介します。これらはさまざまな種類の契約書に記載されることが多いため、概要を理解しておくことが重要です。 1.完全合意条項(Entire Agreement Clause) 完全 […]

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英文契約書の基礎知識⑥ ―複数言語で契約書を作成する場合の注意点―

契約書をどの言語で作成するかは当事者の自由です。国際契約では英語で契約書を作成することが多いですが、当事者が英語を母国語としていない場合、当事者の自国語の契約書も作成することがあります。この場合、複数言語の契約書が存在す […]

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英文契約書の訂正・修正方法 ―削除・加入方法や修正契約書などについて解説します―

契約書の締結後に、誤りが見つかった場合や、内容を変更する必要が生じた場合はどうすればよいでしょうか※。 英文契約書を訂正する方法には、以下の3つがあります。① 削除・加入により契約書を直接修正する。② 修正契約書を締結す […]

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英文契約書の綴じ方について解説します

1.英文契約書の綴じ方 日本の契約書では、袋とじをして契印を押すのが一般的です。しかし、英文契約書には印鑑の文化がないため、通常このような処理は行われません。そのため、改ざん防止の手段として、以下のような方法が採用されて […]

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英文契約書と印紙 ―海外取引先との契約書に印紙が必要な場合―

日本国内の企業や個人同士が契約を締結する場合、その契約書が印紙税法に定める課税文書に該当すれば、所定の金額の収入印紙(以下「印紙」)を貼付して納税する必要があります。では、日本の企業や個人が海外の取引先と契約を締結する場 […]

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