契約書様式のチェックポイント⑥ ― 条文番号や甲・乙の表記に間違いはありませんか ―
ポイント1:条文番号の重複や引用の際の番号間違いに注意 投稿を表示 契約書では条文の構成に条、項、号といった区分を使用し、第1条、第2条のように順に番号を付与していきます。契約書が長文の場合や修正で追加、削除等を行った際 […]
契約書様式のチェックポイント⑦ ― 契約は相手との取決め・印紙税は国との取決めです ―
ポイント1:契約書によっては収入印紙が必用です 契約書はその種類によっては課税文書となり、収入印紙(印紙)を貼付し消印を施さなければなりません。締結しようとしている契約書が課税文書であるのか、いくらの印紙が必要であるのか […]
契約書様式のチェックポイント⑧ ―印紙の消印と印紙を貼った契約書の渡し方・返し方―
ポイント1:印紙には消印が必要です 契約書の種類によっては、収入印紙(印紙)の貼付が必要です。ただし、印紙を貼るだけでは不十分であり、契約書と印紙の彩紋とにかけて消印を押さなければなりません。これにより、収入印紙の再利用 […]
契約書様式のチェックポイント⑨ ― 契約書の袋とじ(製本)は必要でしょうか ―
ポイント1:日本の契約書は袋とじが一般的です 契約書が数ページにわたる場合、差し替え等を防止するために製本テープで袋とじ(製本)し、契印を押印することが一般的です。 契約書をホッチキス止めし、見開きの継ぎ目部分に契印を押 […]
契約書様式のチェックポイント⑩ ―契約書の原本は何通作成すればよいのでしょうか―
ポイント1:契約書の作成数には決まりはありません 契約書の原本とは、当事者が記名押印または署名をした書面を指します。契約書の原本の作成通数(部数)に決まりはありません。 そもそも、保証契約など一部の契約を除き、契約書の作 […]
契約書の必要性① ― なぜ契約書が必用なのでしょうか ―
口約束、メール、黙示の了承でも「申込」と「承諾」があれば契約は成立します※。契約内容を証拠として残すために作成されるのが契約書ですが、買い物やタクシーに乗るときにいちいち契約書を取り交わしません。 日常生活でいちいち書面 […]
契約書の必要性② ― 契約書がない状態で争いが生じたら ―
契約書の必要性①で説明したように、契約書がなくても当事者間の合意があれば契約は成立します。それでは、契約書がない場合に、取引相手と争いが生じた場合はどうなるでしょう。 この場合、契約書に代わる証拠(メール、FAX等)があ […]
契約と法律の適用順位
契約書を作成・検討するする際に知っておくべき知識の一つに、契約と法律の適用順位があります。契約内容は当事者が自由に定められるのが原則ですが、契約書よりも法律が優先する場合があります。また、契約書に定めのない事項は法律が適 […]
準拠法、紛争解決手段、裁判管轄ついてわかりやすく解説します
契約の内容は、当事者が自由に決定できます。ただし、その解釈・運用にあたり、どの国の法律を適用するのかを定める必要があります。これを準拠法といいます。 また、契約に関する紛争が生じた場合、どのように解決するのかも決めておく […]
契約書の訂正・修正方法 ―訂正印や修正契約書などについて解説します―
契約書の締結後に、誤りが見つかった場合や、内容を変更する必要が生じた場合はどうすればよいでしょうか※。 契約書を訂正する方法には、以下の4つがあります。① 訂正印を用いて修正する。② 捨印を用いて修正する。③ 修正契約書 […]